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2004年~2007年 29歳~32歳の情念ノート

情念ノート

「情念ノート」という言葉をご存知でしょうか。
命名は村崎百朗。彼がごみあさりをしてたらときおりこういうノートに出くわしたのだそうです。
内容は日記的にそのときどきの自分の感情だの目標だのなんやかんや、他人にみられることを前提とせずに書く必要にせまられてとにかく書いてしまう、そういうとても恥ずかしいものなのです。
うまく説明できませんが、そういうなにか謎なノートをお持ちであった方もここをご覧になっている方の中にいらっしゃるのではないでしょうか。


僕の「情念ノート」は20冊にものぼります。平成5年から9年(18歳〜22歳)くらいにかけて、大学ノートに、落書きとか、スクラップみたいなものやらとともにみっちり汚い字でうめつくされています。
内容は、・・・もうとにかく恥ずかしくて書くことはできないカオスな情念です。まあ、おもに自分のことばかり書いてますけど。あと、小説や漫画映画等のやくたいもない感想文。詩とか小説もどきとか。
・・・・・あはは、まあ、このブログで書いてるようなことなわけだけど。


まあ、こっちでは一応他人様の目も意識してますし、ありがたいことに反応もあったりするので、ぜんぜんちがうっちゃ違うんだけど、でも書いてることは同じ。
いや、情念ノートの方も、なにか他人の目を意識したような書きかたになってますけどね。「もうひとりの僕」という目を意識した書き方。他人じゃないけど。なにかそんなふうなかんじに書いちゃうんだよね。わかるひとにはわかるよね。説明しないけど。


未来の僕へのメッセージなんかも書いてましたね。
えっとね、「とにかくおまえはだめでだめで最低で一生もてないチンカス野郎なんだからそのことを忘れるな!」とかそういう内容です。大変だな僕。過去の僕に呪われちゃってるよ。反論できないけど。


このころの自分と今の自分とどこが変わったか、というと、まあなんか変わったような気もします。このころよりはマシになった。なにか気持の持ちようが。人への接し方とかが。うんうん。ごめん、語彙が少ない寡黙な男、僕。


情念ノートの初期、完全引きこもり期の二年間はとにかくもう小さい文字でびっしりと書かれています。専門学校に行きだして、マクドのバイトとかもはじめてからは、もう書く頻度自体へってくるし、大きな字でスペースの多い書きかたになってます。変化の過程がよくわかります。ラブレターのコピーとか貼り付けてあります。読むと死ぬので読めませんけど。
就職していそがしくなってからは完全にやめちゃいましたね。あー、ネットはじめたりしたのも、やめる契機になったのかも。


えーと、とりあえずこの文章にオチとかないので。やまもないし。ヤオイです。腐女子です。だらだらだら。
あーいままで書いたポエムもどきも原型はこの情念ノートからだったり。
ましなもの発掘したので、またリサイクルして書きます。