Unbalance + Automatic ※ and I love you

2004年~2007年 29歳~32歳の情念ノート

過去

奥山くんの日記を読んで、自分の高校生活のことを少し思い出した。
語れるだけの自分もなく、語られることも多分ない自分。哀れまれることはあっても同情されることはあっても、だけどもう、何も語られることなどなく、忘れられたい記憶な自分。
そんなものは存在しなくて良い。実際僕は過去を覚えることが苦手だ。昨日のことも覚えていないし、初就職したときのことだって覚えていないよ。
覚える価値の在ることなどほとんどなく、実際覚えていることはとても少なく、だけど、ときどきとても痛い思い出だけが思いもかけず思い出されて、叫びたくなったり実際叫んでしまったりする。だけど、そんなこともとてもくだらないこと。くだらないこと以外の思い出なんてあったのだろうか。覚えてないよ。
だから僕には今の感情だけが全て。体は存在したいと願っているし、感情はもっともっといろんなものが欲しいと訴えている。それだけで十分。余計なものはいらない。だから何も考えなくったってよい。考えるあたまなんていらない。
感情にしたがって生きよう。果てが無駄で糞でも、今が無駄で糞でも、自分自身に従えば後悔をすることはない。だからこうしてこんな無駄な文を書いているのだ。