Unbalance + Automatic ※ and I love you

2004年~2007年 29歳~32歳の情念ノート

コンビニのおにいさん

AM00:30、バイト帰りにコンビニに寄る。
発泡酒二本にスナック1、タバコ一箱。ポケットには千円札のみ。


2円たりませんでちた。


コンビニのおにいさんはポケットからおもむろに小銭を取り出し、そのなかから2円を出して言いました「いいッスよ」


なんてすてきなコンビニのおにいさんなんでしょう。ぼくはこのコンビニのおにいさんがだいすきになりました。ありがとうありがとうコンビニのおにいさん。


コンビニを出ました。ポケットをよくよくまさぐると10円ありました。


ごめんなさいコンビニのおにいさん。多分僕よりかなり年下のひと。
僕はとても悪いひとです。おにいさんに2円を返しにいく勇気がありません。おにいさんのやさしさを胸に、今日は後ろめたい気持で寝ることにします。ごめんよコンビニのおにいさん。そしてありがとう。