Unbalance + Automatic ※ and I love you

2004年~2007年 29歳~32歳の情念ノート

呪怨2

「呪怨2」を見た。


面白い。


しかし、いままでこのシリーズについて「オチがない話だなー」と思ってたわけだが。


・・・いやオチがないからこそ、すごく怖かったわけだが。


今回はしっかりオチついてますな。


呪怨パワーを蓄積した結果、ついに肉体を得てしまった伽椰子。
しかし、これはある意味、肉に縛られてしまったということではないのか。
しっかりと伽椰子ノートを抱いて、ラスト、のりぴーをヌッコロしてしまうあたり、呪怨な業はしっかり引き継いでいるようだが。


のりぴーを母としたことによって救われる可能性があったと思うんだけどなー。
伽椰子はのりぴーから、のりぴー語を受け継ぐべきだった(一子相伝)。
そういや、伽椰子って結局一言もしゃべらなかったんだろか。
しゃべれば案外「マンモスうらめピー!」とか言うかもしれんな。
それはそれですごく怖いぞ。


あー、でもこんどは、なにしろハリウッド版だから、出てくるやつほとんど外人なんだろうな。
伽椰子がKill!とかFuck!とかアメリカンジェスチャーしてたりするかもしれんな。
「マンモスうらめピー!」とかいまさら言っても通じないだろうな。残念。


あの家ってきっと風水悪いよな。
物凄く悪い霊脈の上に建ってるよきっと。
あの家が建つ以前からいろいろと業が蓄積してたに違いない。
そんで伽椰子自体も、いじめられっこのパラノイアパワーに加えてもともと、ちょっとした超能力みたいの持ってたに違いないよ。
そこで、例の事件が起きて、死んでから発現するノートリアスBIGなスタンド発動!
スタンドは土地の持つエネルギーを吸収し、巨大な呪怨パワーを得た!そしてそのパワーを使って人をとり殺す度にパワーは無限に増殖していくっっっ。


そんなかんじだなきっと。


ある意味、心霊物語のパターンを踏んでいるとは思う。
そこをあえて説明しないで不条理な恐怖を演出してるわけだけどね。
監督の中ではきっと全部説明ついてるに違いない。そう思わせる演出だ。


スタンドの名前くらい教えてくれてもいいのに。


ともかくハリウッド版「THE JUON 呪怨」に超期待。


楽しみ。