Unbalance + Automatic ※ and I love you

2004年~2007年 29歳~32歳の情念ノート

滝の近くには霊がいるとか。
僕は霊感ゼロに近い。感じる人には感じるのだろう。

霊厳たる滝を前にしても「ええなーー」とか「マイナスイオン〜」とかくだらないことを考えるのみである。そして美しさを身に染みて感じた感動もすぐに忘れてしまう。だからそのときの感情と感動もなんとか写真に留めておけないかと思うのだが、しょせん二次的産物である。言葉と同じである。言葉と同様にリアルではない。
だからこれは「記憶」ではない。単なる「作品」である。ってあたりまえのことをエラそうに。